ごめん
「もう会えない人は死んだのと同じ」とさゆゆも歌っているように、また私の人生から離れていった人がいる。私の10月末の連休中に退職する人がいて、今日が最後だと気がついた当日会社近くの洋菓子も売っている和菓子屋さんでハロウィン仕様のパッケージに入ったマドレーヌを買った。普段そんなことはしないがその人は一時期指導したりしていたこともありなんとなくお菓子を渡してお別れの挨拶をちゃんとしようという気持ちになった。
連休明け出勤すると机にお菓子が置いてあり、メールに退職の挨拶が届いていた。それはいつも全員に送られるようなものではなく私宛のメッセージで、もしやひとりひとりに送ったのだろうかとも思ったけど素直に嬉しく寂しさを覚えた。たいして話すこともなく同じ空間にいるだけの人でもいなくなるたびにどこか小さな穴があくような気持ちになる。心に会えなくなった人たちの墓がまた一つ増えた。時々なんとなくあんな人いたな、と思い出してはお墓参りをするのだろう。